誰かの1番に。
お母さんが死んでしまった時。

お父さんを慰めようと、いつも笑顔でいた。

お義母さんと義姉が家に来た時。

我儘言ってはいけないと、受け入れた。

お義母さんと義姉に毎日こき使われる日々。
罵声を浴びされる日々。暴力を受ける日々。

私には、帰る家がここしかないと

お母さんと、お父さんと私の

幸せな思い出の詰まったこの家を

守らなければと。

お父さんがもう半年帰ってこない。

でも、いいと思った。

こんな苦しみ私が受ければいいと思った。

< 5 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop