(短編)初恋オムライス
「そうだ、あっくーん。くるみちゃんのサポートをしてあげて」
「はい」
橋本さんに声をかけられたあっくんが眩しい笑顔を浮かべて近づいてきた。
「あれ、今日くるみちゃんこっちを手伝ってくれるの?」
「は、はい。でも」
ううっ、ほんとはもう逃げ出したい。人見知りがひどい私は接客には全然自信がない。
私の代わりに橋本さんが浅野くんに答えてくれた。
「店長にどうしてもって頼まれたんだって。ほら最近フロアの子達の人手が全然足りないでしょ」
「ええ、まあ。みんな受験があるからこの時期、結構きついですね」
「あっくんも、受験生でしょ。バイトを続けてても大丈夫なの?」
「実は俺もシフトを少しずつ減らしてもらってます」
「国立大学を受けるんだって?あっくん、頭いいのね」
「はい」
橋本さんに声をかけられたあっくんが眩しい笑顔を浮かべて近づいてきた。
「あれ、今日くるみちゃんこっちを手伝ってくれるの?」
「は、はい。でも」
ううっ、ほんとはもう逃げ出したい。人見知りがひどい私は接客には全然自信がない。
私の代わりに橋本さんが浅野くんに答えてくれた。
「店長にどうしてもって頼まれたんだって。ほら最近フロアの子達の人手が全然足りないでしょ」
「ええ、まあ。みんな受験があるからこの時期、結構きついですね」
「あっくんも、受験生でしょ。バイトを続けてても大丈夫なの?」
「実は俺もシフトを少しずつ減らしてもらってます」
「国立大学を受けるんだって?あっくん、頭いいのね」