(短編)初恋オムライス
あんな衣装だなんて知らなかったんだもん。看板娘って……。私なんかより可愛い人いっぱいいるのにな。
「いっ、いらっしゃいませ」
「メッ、メリークリスマス。ようこそYADORIGIへ」
「わっ、ミニスカサンタだ」
「可愛い」
引きつる笑顔で精一杯明るくご挨拶して、籠に入ったプチプレゼントをお客様に手渡す。
幸い昼間は常連さんが多くてみんな暖かい目で見てくれているような気がする。
お客様をテーブルへ案内して、そそくさとミナさんのもとへ戻った。
「うんうん、思った通りくるみちゃん超可愛いよ」
ミニスカサンタのワンピースに身を包んだ私は、照れながらスカートの裾を下に引っ張る。
「ちょっと短すぎませんか?これ、あと肩が寒いです」
「いっ、いらっしゃいませ」
「メッ、メリークリスマス。ようこそYADORIGIへ」
「わっ、ミニスカサンタだ」
「可愛い」
引きつる笑顔で精一杯明るくご挨拶して、籠に入ったプチプレゼントをお客様に手渡す。
幸い昼間は常連さんが多くてみんな暖かい目で見てくれているような気がする。
お客様をテーブルへ案内して、そそくさとミナさんのもとへ戻った。
「うんうん、思った通りくるみちゃん超可愛いよ」
ミニスカサンタのワンピースに身を包んだ私は、照れながらスカートの裾を下に引っ張る。
「ちょっと短すぎませんか?これ、あと肩が寒いです」