(短編)初恋オムライス
「優しいよね、あっくん。あれは絶対将来いいパパになるわね。くるみちゃん、男の子を見る目あるわよ」
みうちゃんや浅野くんのやりとりを見て、萌えキュンしていた私にパートの橋本さんが話しかけてきた。
橋本さんは、厨房スタッフの先輩で主婦パートさん。優しくて、おおらかな先輩だ。
「ええっ、ちょっと違いますから。そんなんじゃありませんから」
「いいじゃない。競争率高そうだけどくるみちゃんなら可愛いし、いい子だから大丈夫よ」
「違いますったらー。私は別にそんなんじゃ」
「そうかなー。でもよく厨房から彼のことを見てるよね。くるみちゃん、まだ自分でも気づいてないのかな。青春よねー、おばさん、羨ましいわ」
思わず顔が赤くなるけど、なにげなく彼を見たらこっちを見ていてちょっと微笑んでくれた。
みうちゃんや浅野くんのやりとりを見て、萌えキュンしていた私にパートの橋本さんが話しかけてきた。
橋本さんは、厨房スタッフの先輩で主婦パートさん。優しくて、おおらかな先輩だ。
「ええっ、ちょっと違いますから。そんなんじゃありませんから」
「いいじゃない。競争率高そうだけどくるみちゃんなら可愛いし、いい子だから大丈夫よ」
「違いますったらー。私は別にそんなんじゃ」
「そうかなー。でもよく厨房から彼のことを見てるよね。くるみちゃん、まだ自分でも気づいてないのかな。青春よねー、おばさん、羨ましいわ」
思わず顔が赤くなるけど、なにげなく彼を見たらこっちを見ていてちょっと微笑んでくれた。