エリート外科医の滴る愛妻欲~旦那様は今夜も愛を注ぎたい~
一年経ったって、その愛情はちっとも色褪せる気配がない。

「この笑顔は俺だけのものだ。この先も、ずっと」

「本当に独占欲が強いんですから」

思わずクスクスと笑みを漏らす。ずっとこの調子だから困ってしまう。

もう少し、飽きられるかなぁと思っていたのに。彼の独占欲は、日増しに強くなっていく。

「いいですよ。独占してください。私の笑顔は、透佳くんのものですから」

私がひまわりなら、透佳くんは太陽だ。

ひまわりは、太陽に向かって真っ直ぐに伸びていく。ずっとその姿を追い続ける。

強烈な光に、目が離せない。

いっとう背の高いひまわりに、透佳くんは口づける。

太陽にキスをされたようで、くすぐったくて嬉しかった。



  ~END~
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