【女の事件】とし子の悲劇・3~翼をなくした白鳥
第12話
アタシのスマホにわけのわからない英文字と数字を並べたメアドでえげつない動画を送ったのはあきとである。
あきとは、アタシが家出した後も引き続き豊平区水車町1丁目近辺の家の住宅地で暮らしている奥さま方の着替えシーンやシャワーシーンをスマホで隠し撮りして、シツヨウにアタシのスマホに送り続けていたようだ。
恋人を作って結婚がしたいあきとに、アタシが『フられたらかわいそうだから、おとーさんとおかーさんがいる間は、めんどうをみてあげる…』と言うて止めたことを今でも根に持っている。
あきとは、グループホーム内での生活態度がより悪くなっていた。
ワークセンターを無断で休んで、どこで何をしていたのかについてはさだかではないが『もしかしたらあきとは、ワークセンターを無断で休んで豊平区内に舞い戻ってきて動画の隠し撮りをしているに違いない!!』とアタシは思っていた。
8月5日の朝10時前のことであった。
この日、あきとが暮らしているグループホーム内で暮らしている男性から『部屋の中に置かれていた500円玉貯金の貯金箱が盗まれた!!』と言うてから、あきとが盗んだと騒いだので、あきとは担当の職員さんと一緒にグループホームに帰ってきた。
グループホームのあきとが暮らしている部屋にて…
あきとは、担当の職員さんから厳しい声で問い詰められた後、強引に手を引かれて部屋に入った。
「あきとさん!!イナガキさんが大切に保管していた500円玉貯金の貯金箱をどこへ隠したのか教えなさい!!」
「何だよ!!オレが盗んだと言いたいのかよ!?」
「ツベコベ言わずに貯金箱を探しなさい!!」
あきとが職員さんの呼び掛けに応じなかった。
この時、もうひとり一緒に来ていた男性職員がブチキレを起こした。
男性職員は、あきとの部屋の中をあさりまわった。
男性職員が押し入れのフスマを開けたときであった。
(ドサドサドサドサ!!)
この時、大量のDVDロムが入っているケースが雪崩のように出てきたので、居合わせたグループホームの世話人さんがビックリした。
DVDロムには、ボールペンで豊平区内で暮らしている奥さま方の個人情報が書かれていた。
男性職員は、あきとのえり首をつかんでDVDの山へ引きずった。
「コラ!!これはなんや!!説明しろ!!このDVDはなんやといよんのが聞こえないのか!!」
「何だよ!!オレが何したと言うのだよ!?」
「キサマは!自分が何をしたのか分からんのか!?やっぱりキサマか…豊平区内で発生したトウサツ事件の犯人はキサマか!?ひとの家の奥さま方の着替えやシャワーシーンを隠し撮りして、DVDに焼きつけたあと、売ってカネにするつもりだったのか!?イナガキさんのおカネを盗んだ上にひとの家庭のプライベートまで盗むなんて非常識だ!!あきと!!」
(ガツーン!!ブシューッ!!)
男性職員は、あきとのこめかみをかたい棒で殴り付けた。
あきとのこめかみから、大量の血が噴き出た。
たまりかねた世話人さんが、男性職員に泣きそうな声で言うた。
「おやめください!!どうして利用者さんにケガを負わせるのですか!?ヒィィィ!!」
男性職員は、ポケットの中からペティナイフを出して、あきとの左腕を斬りつけた。
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
「殺してやる!!キサマは気に入らないからぶっ殺してやる!!」
その後、男性職員は、あきとに強烈な暴行を加えた。
そして、あきとの部屋の物を金属バットで叩いて壊した。
あきとは、このあとも男性職員からシツヨウに暴行を受けて、ボロボロに傷ついた。
そして、その日の夜に取り返しのつかない事件が発生した。
あきとは、アタシが家出した後も引き続き豊平区水車町1丁目近辺の家の住宅地で暮らしている奥さま方の着替えシーンやシャワーシーンをスマホで隠し撮りして、シツヨウにアタシのスマホに送り続けていたようだ。
恋人を作って結婚がしたいあきとに、アタシが『フられたらかわいそうだから、おとーさんとおかーさんがいる間は、めんどうをみてあげる…』と言うて止めたことを今でも根に持っている。
あきとは、グループホーム内での生活態度がより悪くなっていた。
ワークセンターを無断で休んで、どこで何をしていたのかについてはさだかではないが『もしかしたらあきとは、ワークセンターを無断で休んで豊平区内に舞い戻ってきて動画の隠し撮りをしているに違いない!!』とアタシは思っていた。
8月5日の朝10時前のことであった。
この日、あきとが暮らしているグループホーム内で暮らしている男性から『部屋の中に置かれていた500円玉貯金の貯金箱が盗まれた!!』と言うてから、あきとが盗んだと騒いだので、あきとは担当の職員さんと一緒にグループホームに帰ってきた。
グループホームのあきとが暮らしている部屋にて…
あきとは、担当の職員さんから厳しい声で問い詰められた後、強引に手を引かれて部屋に入った。
「あきとさん!!イナガキさんが大切に保管していた500円玉貯金の貯金箱をどこへ隠したのか教えなさい!!」
「何だよ!!オレが盗んだと言いたいのかよ!?」
「ツベコベ言わずに貯金箱を探しなさい!!」
あきとが職員さんの呼び掛けに応じなかった。
この時、もうひとり一緒に来ていた男性職員がブチキレを起こした。
男性職員は、あきとの部屋の中をあさりまわった。
男性職員が押し入れのフスマを開けたときであった。
(ドサドサドサドサ!!)
この時、大量のDVDロムが入っているケースが雪崩のように出てきたので、居合わせたグループホームの世話人さんがビックリした。
DVDロムには、ボールペンで豊平区内で暮らしている奥さま方の個人情報が書かれていた。
男性職員は、あきとのえり首をつかんでDVDの山へ引きずった。
「コラ!!これはなんや!!説明しろ!!このDVDはなんやといよんのが聞こえないのか!!」
「何だよ!!オレが何したと言うのだよ!?」
「キサマは!自分が何をしたのか分からんのか!?やっぱりキサマか…豊平区内で発生したトウサツ事件の犯人はキサマか!?ひとの家の奥さま方の着替えやシャワーシーンを隠し撮りして、DVDに焼きつけたあと、売ってカネにするつもりだったのか!?イナガキさんのおカネを盗んだ上にひとの家庭のプライベートまで盗むなんて非常識だ!!あきと!!」
(ガツーン!!ブシューッ!!)
男性職員は、あきとのこめかみをかたい棒で殴り付けた。
あきとのこめかみから、大量の血が噴き出た。
たまりかねた世話人さんが、男性職員に泣きそうな声で言うた。
「おやめください!!どうして利用者さんにケガを負わせるのですか!?ヒィィィ!!」
男性職員は、ポケットの中からペティナイフを出して、あきとの左腕を斬りつけた。
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
「殺してやる!!キサマは気に入らないからぶっ殺してやる!!」
その後、男性職員は、あきとに強烈な暴行を加えた。
そして、あきとの部屋の物を金属バットで叩いて壊した。
あきとは、このあとも男性職員からシツヨウに暴行を受けて、ボロボロに傷ついた。
そして、その日の夜に取り返しのつかない事件が発生した。