結婚って、こんなんでしたっけ!?  ~私と課長の成り行き結婚~
お互いの息遣いと服を脱ぐ、衣擦れの音が部屋の中に落とされて

甘い大人の時間が過ぎていった。



素肌に温もりを感じる。

朝の光の中、目を開ければ目の前にはイケメンの課長の顔・・・・。

“そうだ、やっちゃったんだ”

昨日の事を思い出し、改めて課長との昨夜の情事を思い出す。

今までで一番気持ちよかった気がする。


整った課長の顔を眺め、その頬に手を伸ばして触れるとピクっと
課長の瞼が動き、目が開いた。

「おはようございます。
 昨日のこと、覚えてますか?」

「あ~、おはよう。勿論、覚えてるさ。
 久々で気持ち良かった。
 もう一回したいんだけど・・・。」

「エッ、朝から!」

「昨日もしたし、いいだろ?」

「付き合ってるわけでもないし、ダメです。」

「じゃあ、付き合おう。」

「は?私と付き合うんですか?」

「俺とじゃイヤか?」

「イヤじゃないですけど・・・」

「じゃあ、今日からカレカノということで・・・」

そう言うが早いが、課長は私に覆いかぶさってきた。

結局、たっぷりと愛されてしまった。








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