みずあめびより
安西は何かを思い出した様子で、椅子の背の方に置いていたキャンバス地のトートバッグを体の前に持ってくる。
「ちょうどよかった。粗大ごみ運んでもらったお礼、遅くなってごめんなんだけど、これ、興味あったら二人で見に行ったらどうかと思って。今すごい人気らしいよ。」
そう言いながら宇宙展のチケットとパンフレットを差し出す。
「ああ、これ、なかなかチケットとれないって言うやつか。もらっちゃっていいのか?」
「知り合いにもらったやつだけど、よかったら。」
「ありがとな。」
「・・・ありがとうございます。」
「あ、もうこんな時間か。うち、友達と予定あるから行くね。日本いるうちたくさん遊んでおかなきゃって、午前と午後と夜と違う友達と遊ぶんだ。」
安西は壁にかけられた鳩時計を見て立ち上がった。
「それはすごいな。」
「でしょ?毎日バーティーしてるみたいで、離れるのは寂しいけど超楽しいよ。じゃあね~。」
彼女は笑顔で大きく手を振ってカフェを出て行った。
「ちょうどよかった。粗大ごみ運んでもらったお礼、遅くなってごめんなんだけど、これ、興味あったら二人で見に行ったらどうかと思って。今すごい人気らしいよ。」
そう言いながら宇宙展のチケットとパンフレットを差し出す。
「ああ、これ、なかなかチケットとれないって言うやつか。もらっちゃっていいのか?」
「知り合いにもらったやつだけど、よかったら。」
「ありがとな。」
「・・・ありがとうございます。」
「あ、もうこんな時間か。うち、友達と予定あるから行くね。日本いるうちたくさん遊んでおかなきゃって、午前と午後と夜と違う友達と遊ぶんだ。」
安西は壁にかけられた鳩時計を見て立ち上がった。
「それはすごいな。」
「でしょ?毎日バーティーしてるみたいで、離れるのは寂しいけど超楽しいよ。じゃあね~。」
彼女は笑顔で大きく手を振ってカフェを出て行った。