みずあめびより
鈴太郎は最初は優しいキスをしながら衣緒の髪を撫でていたが、唇と手の動きがどんどん激しく、熱を帯びたものになっていく。二人とも季節が真夏に逆戻りしたのかと思うほど体が熱くなってきた。
吐息が漏れる音と思わず出てしまう甘い声、それから二人が触れ合う音が衣緒の羞恥心を煽る。それでも気持ち良さに酔わされて、いつまでもこの幸せな快感に浸っていたい気持ちが勝ってしまう。
そのうちに羞恥心はすっかり消えてしまい、鈴太郎の全力でぶつかってくるような激しいキスに懸命に応える。衣緒が吐息や声を漏らしたり、不器用ながらも応える度、彼の動きはさらに激しさを増していく。もう二人とも何も考えられなかった。
触れる手が少しずつ体を降りていく。鈴太郎は衣緒のジャケットとシャツのボタンを丁寧に外すと、起き上がらせて服を腕から抜き、キャミソール姿になった彼女を抱き上げて寝室に向かう。
「あ、あの、やっぱりシャワー・・・一日出かけてたし・・・。」
衣緒は急に我に返り、鈴太郎の腕の中で彼を見上げながらお願いしてみたが、切羽詰まった様子の声が返ってきた。
「ごめん。もうとっくに限界超えてるから・・・。後で一緒に風呂入ろう。」
とさ・・・と静かにベッドにおろされる。顔にも上半身にも彼の唇と手の熱さが残っている。
「一緒に・・・!?」
心臓がドキンと跳ね上がる。
「防水のLEDキャンドルあるんだ。お湯に浮かべられて色が変わるやつ。使ったことなかったんだけど、二人なら楽しいかなって。」
「楽しそうですね。」
「その前もきっと楽しいよ・・・?」
頬に手を添えられ色気たっぷりな声でささやかれドキドキしてしまうが、同時にじんわりと温かい気持ちになってきた。
「葉吉さんといると、ずっと楽しいですね。」
柔らかく微笑みながら言うと、泣きそうにすら見える微笑みが返ってくる。
「衣緒・・・好きだ。」
「私も・・・」
好きです、と言いかけた唇にふわり、とキスが舞い降りてきた。
吐息が漏れる音と思わず出てしまう甘い声、それから二人が触れ合う音が衣緒の羞恥心を煽る。それでも気持ち良さに酔わされて、いつまでもこの幸せな快感に浸っていたい気持ちが勝ってしまう。
そのうちに羞恥心はすっかり消えてしまい、鈴太郎の全力でぶつかってくるような激しいキスに懸命に応える。衣緒が吐息や声を漏らしたり、不器用ながらも応える度、彼の動きはさらに激しさを増していく。もう二人とも何も考えられなかった。
触れる手が少しずつ体を降りていく。鈴太郎は衣緒のジャケットとシャツのボタンを丁寧に外すと、起き上がらせて服を腕から抜き、キャミソール姿になった彼女を抱き上げて寝室に向かう。
「あ、あの、やっぱりシャワー・・・一日出かけてたし・・・。」
衣緒は急に我に返り、鈴太郎の腕の中で彼を見上げながらお願いしてみたが、切羽詰まった様子の声が返ってきた。
「ごめん。もうとっくに限界超えてるから・・・。後で一緒に風呂入ろう。」
とさ・・・と静かにベッドにおろされる。顔にも上半身にも彼の唇と手の熱さが残っている。
「一緒に・・・!?」
心臓がドキンと跳ね上がる。
「防水のLEDキャンドルあるんだ。お湯に浮かべられて色が変わるやつ。使ったことなかったんだけど、二人なら楽しいかなって。」
「楽しそうですね。」
「その前もきっと楽しいよ・・・?」
頬に手を添えられ色気たっぷりな声でささやかれドキドキしてしまうが、同時にじんわりと温かい気持ちになってきた。
「葉吉さんといると、ずっと楽しいですね。」
柔らかく微笑みながら言うと、泣きそうにすら見える微笑みが返ってくる。
「衣緒・・・好きだ。」
「私も・・・」
好きです、と言いかけた唇にふわり、とキスが舞い降りてきた。