みずあめびより
「お?葉吉さん、飲み屋のチラシ忘れてんじゃん。これ、新しく出来た全席個室の居酒屋だろ?やたら雰囲気良さげな。俺はこういうとこよりもだだっ広くてガヤガヤした感じのとこが好きだけどな。今日ここに行ったのかな?」
北岡が隣の鈴太郎のデスクの上のチラシを手に取って言うと、真中が近寄ってくる。
「え~ヨシリン、あの三坂さんと二人きりで個室なんてまずくないかぁ?三坂さんてさ、美人でナイスバディーで仕事も出来るけど、男好きって話だろ。前も営業部のやつとなんかあったって噂だし。ヨシリン狙われてるんじゃないのぉ?肉食系女子ってやつ?まぁ、肉食なら俺も負けないけど。」
楽しそうに話す真中の前に新貝がつかつかとやって来て、衣緒の方をチラッと見てから言う。
「真中さんの肉食は意味違うでしょう?うろうろしてないでさっき送った企画書チェックしてくださいよ。」
「お腹減って集中出来ないんだも~ん。」
「さっきめっちゃ食ってたじゃないですか。」
「だってさ~居酒屋の話なんて聞いちゃったら胃が活性化しちゃって・・・。」
シュンとしてお腹を撫でだす真中に衣緒がお菓子を差し出す。
「お菓子、いかがですか?」
「彩木さん、いつも悪いねぇ。」
目を輝かせる真中の隣で新貝がもう一度衣緒を心配そうに見た。
北岡が隣の鈴太郎のデスクの上のチラシを手に取って言うと、真中が近寄ってくる。
「え~ヨシリン、あの三坂さんと二人きりで個室なんてまずくないかぁ?三坂さんてさ、美人でナイスバディーで仕事も出来るけど、男好きって話だろ。前も営業部のやつとなんかあったって噂だし。ヨシリン狙われてるんじゃないのぉ?肉食系女子ってやつ?まぁ、肉食なら俺も負けないけど。」
楽しそうに話す真中の前に新貝がつかつかとやって来て、衣緒の方をチラッと見てから言う。
「真中さんの肉食は意味違うでしょう?うろうろしてないでさっき送った企画書チェックしてくださいよ。」
「お腹減って集中出来ないんだも~ん。」
「さっきめっちゃ食ってたじゃないですか。」
「だってさ~居酒屋の話なんて聞いちゃったら胃が活性化しちゃって・・・。」
シュンとしてお腹を撫でだす真中に衣緒がお菓子を差し出す。
「お菓子、いかがですか?」
「彩木さん、いつも悪いねぇ。」
目を輝かせる真中の隣で新貝がもう一度衣緒を心配そうに見た。