みずあめびより
6時になりアプリを開いてメッセージを既読にし電話をかけるとすぐに繋がった。
「もし・・・。」
言い終わる前に鈴太郎の猛烈に焦った声が迫るように聞こえてきた。
『衣緒!!ごめん!!本当にごめん!!心配かけて。俺、酒飲んでこんなひどいことになったの初めてで自分でも驚いてて・・・いい歳して情けなくて自分にがっかりするよ。本当にごめん。連絡しないどころかメッセージも未読のままにしちゃってたから心配したろ?最後に電話くれた後、すぐ寝たのか?』
「はい。私のことは・・・体調は大丈夫なんですか?」
『ちょっと体は重いかな。元々疲れてたし。でも気持ち悪いとかはない。』
「そうですか。よかったです・・・。」
───本当によかった・・・でも、三坂さんと何時くらいまで一緒だったんだろう・・・おしゃれなバーで二次会とかしたのかな・・・?
彼の元気な声が聞けてホッとしたのも束の間、大人な雰囲気のバーで微笑み合いながらグラスを傾ける二人の姿を想像してしまい、苦しくなる。
「もし・・・。」
言い終わる前に鈴太郎の猛烈に焦った声が迫るように聞こえてきた。
『衣緒!!ごめん!!本当にごめん!!心配かけて。俺、酒飲んでこんなひどいことになったの初めてで自分でも驚いてて・・・いい歳して情けなくて自分にがっかりするよ。本当にごめん。連絡しないどころかメッセージも未読のままにしちゃってたから心配したろ?最後に電話くれた後、すぐ寝たのか?』
「はい。私のことは・・・体調は大丈夫なんですか?」
『ちょっと体は重いかな。元々疲れてたし。でも気持ち悪いとかはない。』
「そうですか。よかったです・・・。」
───本当によかった・・・でも、三坂さんと何時くらいまで一緒だったんだろう・・・おしゃれなバーで二次会とかしたのかな・・・?
彼の元気な声が聞けてホッとしたのも束の間、大人な雰囲気のバーで微笑み合いながらグラスを傾ける二人の姿を想像してしまい、苦しくなる。