みずあめびより
「・・・っ!?ここでじゃなくて・・・!普通に電気ついてるし!」
「しかも、鏡に映ってるな・・・ほら。」
彼は位置を少し変え白い肌に唇で触れつつ横目で鏡を見て、真っ赤な顔をした衣緒にも自分達の姿を見るように存分に色を含んだ声で促す。
「だめ・・・だよ。」
───恥ずかしくて見られない・・・。
「今日はNGなしなんじゃないのか?」
「まだ開始前だから・・・ぁ。」
触れているところがきつく吸い上げられ、焼印をつけられているかのように小さなその部分が熱くなる。
「じゃあ、ちょっとフライングで。」
「・・・フライングは失格だよ。」
衣緒はいつものように真面目な表情で言うが、その顔は赤過ぎて目も潤んでいた。
「ぷっ・・・出たな妖怪クソマジメ!退治してやる。」
鈴太郎は吹き出すと彼女の髪を優しく撫でてからふわっと抱き上げる。
衣緒の素肌の太股の裏に半袖のTシャツから伸びる鈴太郎の腕が直に触れて体温が伝わり、二人共鼓動が全身に響き渡るくらい強まっていくのを感じた。
「・・・退治されたらどうなるの?」
衣緒は恐る恐る鈴太郎を見上げる。
「・・・とろとろに気持ち良くされて・・・甘い声しか出なくなるかもな。」
彼は目を合わせずに淡々と言う。
「え・・・。」
「部屋、行くぞ。」
「しかも、鏡に映ってるな・・・ほら。」
彼は位置を少し変え白い肌に唇で触れつつ横目で鏡を見て、真っ赤な顔をした衣緒にも自分達の姿を見るように存分に色を含んだ声で促す。
「だめ・・・だよ。」
───恥ずかしくて見られない・・・。
「今日はNGなしなんじゃないのか?」
「まだ開始前だから・・・ぁ。」
触れているところがきつく吸い上げられ、焼印をつけられているかのように小さなその部分が熱くなる。
「じゃあ、ちょっとフライングで。」
「・・・フライングは失格だよ。」
衣緒はいつものように真面目な表情で言うが、その顔は赤過ぎて目も潤んでいた。
「ぷっ・・・出たな妖怪クソマジメ!退治してやる。」
鈴太郎は吹き出すと彼女の髪を優しく撫でてからふわっと抱き上げる。
衣緒の素肌の太股の裏に半袖のTシャツから伸びる鈴太郎の腕が直に触れて体温が伝わり、二人共鼓動が全身に響き渡るくらい強まっていくのを感じた。
「・・・退治されたらどうなるの?」
衣緒は恐る恐る鈴太郎を見上げる。
「・・・とろとろに気持ち良くされて・・・甘い声しか出なくなるかもな。」
彼は目を合わせずに淡々と言う。
「え・・・。」
「部屋、行くぞ。」