みずあめびより
ヒートアップする真中に衣緒が慌てて否定する。
「違うんです!私がリン・・・葉吉さんのお部屋に行って・・・。」
「えええ~っ!彩木さんが夜這いを!?そんなキャラだったの!?」
「俺の部屋で一緒に仕事しただけだよ。で、その後・・・。」
鈴太郎は再びのけ反った真中に説明しようとして口ごもってしまった。
「その後何があったんだよぉ!?」
「も、元々お前のものでもなかっただろ。」
鈴太郎が真中を無視し新貝に言うと、彼は攻撃的な口調で返してくる。
「ま、そうなんですけどね。ていうか、プロポーズするの遅くないですか?最初からそのつもりだったくせに。葉吉さんて仕事ではガンガン行くくせに、恋愛では草食系なんですね。」
「うるさいな。慎重にもなるだろ。衣緒のこと大事だし。」
「大事だからこそ、さっさと言うべきだったんじゃないですか?付き合ってるからって安心してたら、他の男にとられる可能性だってあるし。ま、葉吉さんが幸せボケしてる間に俺が追い抜いて出世して顎で使ってやります。で、彩木さんを俺専属の秘書にしてあんなことやこんなこと・・・。」
「仕事だって今まで以上にやるよ。衣緒の為に。」
初めて見た鈴太郎のむきになる様子に新貝は満足気な表情を浮かべた。
「違うんです!私がリン・・・葉吉さんのお部屋に行って・・・。」
「えええ~っ!彩木さんが夜這いを!?そんなキャラだったの!?」
「俺の部屋で一緒に仕事しただけだよ。で、その後・・・。」
鈴太郎は再びのけ反った真中に説明しようとして口ごもってしまった。
「その後何があったんだよぉ!?」
「も、元々お前のものでもなかっただろ。」
鈴太郎が真中を無視し新貝に言うと、彼は攻撃的な口調で返してくる。
「ま、そうなんですけどね。ていうか、プロポーズするの遅くないですか?最初からそのつもりだったくせに。葉吉さんて仕事ではガンガン行くくせに、恋愛では草食系なんですね。」
「うるさいな。慎重にもなるだろ。衣緒のこと大事だし。」
「大事だからこそ、さっさと言うべきだったんじゃないですか?付き合ってるからって安心してたら、他の男にとられる可能性だってあるし。ま、葉吉さんが幸せボケしてる間に俺が追い抜いて出世して顎で使ってやります。で、彩木さんを俺専属の秘書にしてあんなことやこんなこと・・・。」
「仕事だって今まで以上にやるよ。衣緒の為に。」
初めて見た鈴太郎のむきになる様子に新貝は満足気な表情を浮かべた。