みずあめびより
午後5時。食品チームのミーティングが終わってメンバー達が会議室から出ていき、最後に新貝が残ると真中が心底楽しそうに声をかけた。
「よー!バーベキューどうだった?」
「美味しかったですよ。自然の中で過ごすのもたまにはいいですね。」
「お前~、俺が聞きたいのはそんなことじゃないよぉ、彼女とはどうだったんだよぅ。」
「一緒に写真撮って、それ送るからってアドレス交換して・・・やってみたんです。壁にドンって手をつくやつ。」
「おー!あれな!さすが生粋のチャラ男!で、彼女は!?」
そこで新貝は思い出し笑いをしながら言った。
「彼女どうやらそれについて知らなかったみたいで、俺が体調悪いと思ったみたいで・・・。」
「マジか・・・確かにちょっと浮世離れしてる感じはあるけどな。」
「でも俺、その反応がすごく新鮮でますます・・・。」
「ほええ!そうか。面白くなってきた!」
真中は腕を組み満足そうに笑う。
「彼女、好きな人いるみたいですけどね。」
「え!?そんな風に見えないな。なんか恋愛とか興味無さそうっていうか。」
「でもいいんですよ。好きな人がいようがいまいが俺のやることは変わりませんから。」
「まぁ、彼氏がいるわけではないからな。それにしてもお前、何で彼女のこと好きになったんだ?元カノと全然タイプ違うじゃん。」
「つまようじ、です。」
「え~!?何それ!?謎かけ!?『〈好きになったきっかけ〉とかけまして、〈つまようじ〉ととく、その心は・・・』みたいな!?」
「違うんですよ。まんま、つまようじなんです。」
「よー!バーベキューどうだった?」
「美味しかったですよ。自然の中で過ごすのもたまにはいいですね。」
「お前~、俺が聞きたいのはそんなことじゃないよぉ、彼女とはどうだったんだよぅ。」
「一緒に写真撮って、それ送るからってアドレス交換して・・・やってみたんです。壁にドンって手をつくやつ。」
「おー!あれな!さすが生粋のチャラ男!で、彼女は!?」
そこで新貝は思い出し笑いをしながら言った。
「彼女どうやらそれについて知らなかったみたいで、俺が体調悪いと思ったみたいで・・・。」
「マジか・・・確かにちょっと浮世離れしてる感じはあるけどな。」
「でも俺、その反応がすごく新鮮でますます・・・。」
「ほええ!そうか。面白くなってきた!」
真中は腕を組み満足そうに笑う。
「彼女、好きな人いるみたいですけどね。」
「え!?そんな風に見えないな。なんか恋愛とか興味無さそうっていうか。」
「でもいいんですよ。好きな人がいようがいまいが俺のやることは変わりませんから。」
「まぁ、彼氏がいるわけではないからな。それにしてもお前、何で彼女のこと好きになったんだ?元カノと全然タイプ違うじゃん。」
「つまようじ、です。」
「え~!?何それ!?謎かけ!?『〈好きになったきっかけ〉とかけまして、〈つまようじ〉ととく、その心は・・・』みたいな!?」
「違うんですよ。まんま、つまようじなんです。」