みずあめびより
「わ!5本!!」
「5本だ!!」
二人は思わず顔を見合わせた。
「えー、すごい!嬉しいです!」
「・・・愛の力かな、なんて。」
「・・・。」
───葉吉さん今日どうしちゃったの?なんて返せばいいんだろう。
信じられない気持ちで彼を見る。なんだかふわふわした気分で顔が熱かった。
「・・・あ、あ、どれにする?」
───まずい、俺今日楽し過ぎて浮かれて、キャラ崩壊してる。
鈴太郎は焦って彼女から少し距離をとった。
あんず飴を受け取るとベンチを探すが全て埋まっていたので花壇の端に座る。
「果物食べた後、残った水飴を少し待って溶かして練って食べるのがいいですね。」
「口当たりがよくなるし、味もまろやかな感じがするんだよな。」
「ルーレット含め、何度も楽しくて美味しいですよね。モナカも食べられますし。割り箸も食べられたらいいのに。」
「ははは。あー、手がべたべたになった。」
「ウェットティッシュありますよ。」
リュックからウェットティッシュを取り出して彼に渡す。
「ありがとう。」
「・・・なんか、甘いの食べたからしょっぱいもの食べたくなってきました。」
「俺も・・・カフェは今度にして、今日の飯はここにするか?」
「そうしましょうか。」
───ん?『今度』って・・・また二人で出掛けるってこと!?社交辞令、だよね・・・?気になるけど聞けるわけない・・・。
「5本だ!!」
二人は思わず顔を見合わせた。
「えー、すごい!嬉しいです!」
「・・・愛の力かな、なんて。」
「・・・。」
───葉吉さん今日どうしちゃったの?なんて返せばいいんだろう。
信じられない気持ちで彼を見る。なんだかふわふわした気分で顔が熱かった。
「・・・あ、あ、どれにする?」
───まずい、俺今日楽し過ぎて浮かれて、キャラ崩壊してる。
鈴太郎は焦って彼女から少し距離をとった。
あんず飴を受け取るとベンチを探すが全て埋まっていたので花壇の端に座る。
「果物食べた後、残った水飴を少し待って溶かして練って食べるのがいいですね。」
「口当たりがよくなるし、味もまろやかな感じがするんだよな。」
「ルーレット含め、何度も楽しくて美味しいですよね。モナカも食べられますし。割り箸も食べられたらいいのに。」
「ははは。あー、手がべたべたになった。」
「ウェットティッシュありますよ。」
リュックからウェットティッシュを取り出して彼に渡す。
「ありがとう。」
「・・・なんか、甘いの食べたからしょっぱいもの食べたくなってきました。」
「俺も・・・カフェは今度にして、今日の飯はここにするか?」
「そうしましょうか。」
───ん?『今度』って・・・また二人で出掛けるってこと!?社交辞令、だよね・・・?気になるけど聞けるわけない・・・。