みずあめびより
「せっかくだから撮ってもらおうか。記念に。」
───俺の本気の告白記念。
「・・・はい。」
───記念て・・・その、告白・・・の?葉吉さんが私のことを・・・なんて、なんだか信じられない。
「えっ!お二人今日記念日すか?おめでとうございまーす!」
鈴太郎がカメラを起動し彼氏にスマホを渡す。
「アップしたぁ!ほら、お兄さんもお姉さんもここ座って!」
あっという間に投稿を終えた彼女がベンチを空けて二人を座らせる。
「なんすか、その距離!俺らのことなんか気にせず、べったりいっちゃってくださいよ!」
「ほら~♪」
スマホを構える彼氏の横にいた彼女がベンチに戻ってきて二人の体をくっつける。
「「!!!」」
思わず見合わせた顔が近過ぎてより焦る。
「二人ともカメラ見て!はい、チーズダッカルビ!!」
「!?」
───チーズダッカルビって何!?ダック?アヒル?さっきも地鶏棒がどうとかって・・・。
衣緒は色々な意味で混乱したまま写真におさまった。
───俺の本気の告白記念。
「・・・はい。」
───記念て・・・その、告白・・・の?葉吉さんが私のことを・・・なんて、なんだか信じられない。
「えっ!お二人今日記念日すか?おめでとうございまーす!」
鈴太郎がカメラを起動し彼氏にスマホを渡す。
「アップしたぁ!ほら、お兄さんもお姉さんもここ座って!」
あっという間に投稿を終えた彼女がベンチを空けて二人を座らせる。
「なんすか、その距離!俺らのことなんか気にせず、べったりいっちゃってくださいよ!」
「ほら~♪」
スマホを構える彼氏の横にいた彼女がベンチに戻ってきて二人の体をくっつける。
「「!!!」」
思わず見合わせた顔が近過ぎてより焦る。
「二人ともカメラ見て!はい、チーズダッカルビ!!」
「!?」
───チーズダッカルビって何!?ダック?アヒル?さっきも地鶏棒がどうとかって・・・。
衣緒は色々な意味で混乱したまま写真におさまった。