それでも私は彼がスキ
授業中、私はさっきのやりとりを思い出していた。

…ー「俺のことどう思う?」

「かっこいいとか~」

「池上、大丈夫か?」


私どうしよう…
変なこと考えてる…私って本当にバカだな。 …ー



「であるからして、2.5πγ+50αβ+6.8πγ…はーであるから…である!!」


「おい、池上!! 池上友子!! ちゃんと聞いてるのか?」


「あっ、はいζ すっ すいませんσ
聞いてませんでした…」


「ちゃんと授業に集中するように!! いいか?」


「はい。」



アハハハ…
教室に笑い声が響きわたった。




それから学校が終わり、私は帰り支度をして家に向かった。

家に向かっている途中…


「おーい!!友子!!」


「あっ 優子!! 今、帰るとこ?」


「うん。」


「一緒に帰ろう!!」


「うん。あっ そうだ。そういえば 今日の授業、友子 変だったよ。何があったの?」


「うん↓↓ 授業前の休み時間に鈴木が―に…で―言われて…だったの。」


「えっ!! うそ~!!すごいじゃん。」


「どうしてよ!!すごくないよ。」


「そうゆうこと友子に聞いたという事は鈴木ももしかしたら友子のことが…」


「そんなことない!!絶対ない!! ないったらない!!」


「強く言わなくてもいいんじゃない。」


「ごめん…σ」


「いいよ。気にしない 気にしない。」


「うん。」


「それより、昨日のTV見た?」


「あのTV?」


「そうそのTV!!」


「あっ あれね。見たよ。」


「超楽しかったよね。」

「うん!!」


「…がさぁ―でさぁ…」



それから私たちは楽しく話をし、それぞれの家に帰った。
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