今日もキミに甘え放題



久しぶりの悠くんだ、今まで離れていた分、たくさん甘やかしてもらおう。

なんて考えてしまったけれど、まずは謝罪である。


「じゃあ着替えてくるから待っててね……!
あ、喉は渇いてる?」

「別に。
待ってるから着替えてこいよ、風邪ひく」

「わかった……!」


悠くんがいつも通りで嬉しく、私は大急ぎで着替えた。

まずは悠くんに謝るのだ。


避けてごめんなさいって。
それが第一優先だとわかっていたけれど、いざ悠くんを前にしたとき……。

< 128 / 280 >

この作品をシェア

pagetop