陽点  心の中の太陽

「私 入金に行ってくるから。シノちゃん 陳列、お願い。」

神山さんは いつも 大変な方を 引き受けてくれる。
 

「ありがとう。よろしく。」

そういう人だから 私は 神山さんを信用できた。
 



冷房が効いた店内でも 軽く 汗ばみながら、開店準備を整えて。



10時の音楽とともに 店の前でお辞儀をすると やっと一息つける。



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