竜王様、ごはんの時間です!~グータラOLが転生したら、最強料理人!?~
「そうだった。私の使った分は自分で下げて洗っておくわね」
くすくす、とおかしそうに笑うウィスタリアさん。
私としては、仕事が増えてありがたいくらいなんですから!
料理以外のことは完全にお荷物。足手まといだった最初の頃、なにもできなくて無力感にさいなまれていたけど、賄いを作る仕事をもらい、竜王様のスープ係になり、お城中の賄いを作る仕事までもらい。
──って、ちょ、めっちゃ出世ですやん。
そのことに改めて気づくと、じ~んと感動します。
私、もっとおいしい賄いを食べてもらえるようがんばります!
そんな日常が普通に定着してきたある日。
「根菜類、届きました~!」
「それは日陰に置いといて!」
「新鮮な肉も届きましたよ」
「すぐにレイゾウコに入れとくれ!」
くすくす、とおかしそうに笑うウィスタリアさん。
私としては、仕事が増えてありがたいくらいなんですから!
料理以外のことは完全にお荷物。足手まといだった最初の頃、なにもできなくて無力感にさいなまれていたけど、賄いを作る仕事をもらい、竜王様のスープ係になり、お城中の賄いを作る仕事までもらい。
──って、ちょ、めっちゃ出世ですやん。
そのことに改めて気づくと、じ~んと感動します。
私、もっとおいしい賄いを食べてもらえるようがんばります!
そんな日常が普通に定着してきたある日。
「根菜類、届きました~!」
「それは日陰に置いといて!」
「新鮮な肉も届きましたよ」
「すぐにレイゾウコに入れとくれ!」