竜王様、ごはんの時間です!~グータラOLが転生したら、最強料理人!?~
料理が得意なんだからトープさんたちと一緒に作ればいいじゃん、とかいう声が聞こえてきそうですが、私の料理はしょせん『庶民の味』レベル。高貴なお客様の前にお出しできるレベルじゃないんです。ということで、皮むき。
黙々と野菜の下処理をしているところに、バタバタとフォーンさんが厨房にやってきました。
ここのところずっと関係各所を回って、なんかいろいろ確認作業に追われているようです。忙しそうにしているのはいつものことだから、もはや誰も突っ込まないけど。なのにしれっと座ったのは休憩用の席。ん? 休憩する気ですか?
「皿とカトラリー磨きは厨房以外のメイドたちにも手伝わせよう。皿の数は足りているか?」
「数は足りているよ」
「では、急いでメイドを……っと、お前はぜっっったいに触るんじゃいぞ!」
ハッと目が合った私に、ジト目になるフォーンさん。
はいはい、言われなくても触りませんよーだ。
黙々と野菜の下処理をしているところに、バタバタとフォーンさんが厨房にやってきました。
ここのところずっと関係各所を回って、なんかいろいろ確認作業に追われているようです。忙しそうにしているのはいつものことだから、もはや誰も突っ込まないけど。なのにしれっと座ったのは休憩用の席。ん? 休憩する気ですか?
「皿とカトラリー磨きは厨房以外のメイドたちにも手伝わせよう。皿の数は足りているか?」
「数は足りているよ」
「では、急いでメイドを……っと、お前はぜっっったいに触るんじゃいぞ!」
ハッと目が合った私に、ジト目になるフォーンさん。
はいはい、言われなくても触りませんよーだ。