竜王様、ごはんの時間です!~グータラOLが転生したら、最強料理人!?~
「は~い」
「お前が関わるとろくなことがないからな。これ以上仕事を増やされたら……」
「あ、私、次のおやつを取りに、外の冷蔵庫へ行ってきま~す!」
アデュー(さようなら)!
私は脱兎のごとくその場を後にしました。
「こら! 待ちなさいライラック!」
素直に返事をしているっていうのに、フォーンさんてば、いつまでお小言を言う気だよ。しかもネチネチ言いつつも、ちゃっかりおやつのクッキーを食べているし。
フォーンさんががっつり食べてしまったから、第一陣で焼いていたクッキーが足りなくなっちゃったじゃないの。次の休憩に間に合うよう、補充しとかないと。忙しい時は、甘いものを食べて元気を出してほしいしね。
厨房の裏に出て冷蔵庫を開けると、中は明日の仕込みでいっぱいになっていました。
「ありゃ。満員御礼だぞ、これは」
クッキー生地が行方不明ですよ。
「お前が関わるとろくなことがないからな。これ以上仕事を増やされたら……」
「あ、私、次のおやつを取りに、外の冷蔵庫へ行ってきま~す!」
アデュー(さようなら)!
私は脱兎のごとくその場を後にしました。
「こら! 待ちなさいライラック!」
素直に返事をしているっていうのに、フォーンさんてば、いつまでお小言を言う気だよ。しかもネチネチ言いつつも、ちゃっかりおやつのクッキーを食べているし。
フォーンさんががっつり食べてしまったから、第一陣で焼いていたクッキーが足りなくなっちゃったじゃないの。次の休憩に間に合うよう、補充しとかないと。忙しい時は、甘いものを食べて元気を出してほしいしね。
厨房の裏に出て冷蔵庫を開けると、中は明日の仕込みでいっぱいになっていました。
「ありゃ。満員御礼だぞ、これは」
クッキー生地が行方不明ですよ。