竜王様、ごはんの時間です!~グータラOLが転生したら、最強料理人!?~
まさか私の些細な変化に気づいているなんて思いもしませんでした。しかもナチュラルに褒めるという高等技術まで使って……竜王様、恐ろしい子!
私が竜王様の天然(?)人たらしにドギマギしているというのに。
「余は食べていないからな。腹が減った」
とか言って早速お味噌汁を食べ始めているし。この自由人め。
「今日のミソシルはシンプルだな」
「はい。こんな深夜に召し上がるなら消化にいいものをと思ったので」
「そうか。ライラは優しいな」
そんな不意に褒めるの、反則だと思います! またドキッとしちゃうじゃないですか。
でも大丈夫、勘違いはしないから。
「ああ、うまい。ライラのスープ……とりわけミソシルは、ホッとさせる味だな」
「……ありがとうございます」
いつもの無表情から、無防備な微笑みに変わるって……もうやめて~! 竜王様が私をキュン死させにかかってる~!
「あのう」
「なんだ?」
私が竜王様の天然(?)人たらしにドギマギしているというのに。
「余は食べていないからな。腹が減った」
とか言って早速お味噌汁を食べ始めているし。この自由人め。
「今日のミソシルはシンプルだな」
「はい。こんな深夜に召し上がるなら消化にいいものをと思ったので」
「そうか。ライラは優しいな」
そんな不意に褒めるの、反則だと思います! またドキッとしちゃうじゃないですか。
でも大丈夫、勘違いはしないから。
「ああ、うまい。ライラのスープ……とりわけミソシルは、ホッとさせる味だな」
「……ありがとうございます」
いつもの無表情から、無防備な微笑みに変わるって……もうやめて~! 竜王様が私をキュン死させにかかってる~!
「あのう」
「なんだ?」