竜王様、ごはんの時間です!~グータラOLが転生したら、最強料理人!?~
主にマイナス方向にドキドキしながら、女官長のうしろをついていきました。
うしろを振り向くことなく女官長が進んでいくのは、私がいまだかつて足を踏み入れたことのない、女王様のプライベートゾーン。寝室などがある、執務以外の時間を過ごす場所です。
こんなところに私が入っていいのかしら。なんて疑問に思いつつも黙ってついていくと、部屋ではなく庭に案内されました。女王様のプライベートガーデンです。そこで女王様は、すでに用意されていたテーブルで優雅にお茶を飲んでいました。
「連れてまいりました」
「ご苦労さま」
ネガティブな感情でガクブルしている私を女王様の前に押し出すと、女官長は一歩うしろに下がりました。
「さ、座って」
女王様が、私に対面の椅子を勧めています。
素直に座っていいものかどうか迷って女官長を見ると、『座れ』と目で語っていたので、覚悟を決めて座りました。
「失礼いたします」
うしろを振り向くことなく女官長が進んでいくのは、私がいまだかつて足を踏み入れたことのない、女王様のプライベートゾーン。寝室などがある、執務以外の時間を過ごす場所です。
こんなところに私が入っていいのかしら。なんて疑問に思いつつも黙ってついていくと、部屋ではなく庭に案内されました。女王様のプライベートガーデンです。そこで女王様は、すでに用意されていたテーブルで優雅にお茶を飲んでいました。
「連れてまいりました」
「ご苦労さま」
ネガティブな感情でガクブルしている私を女王様の前に押し出すと、女官長は一歩うしろに下がりました。
「さ、座って」
女王様が、私に対面の椅子を勧めています。
素直に座っていいものかどうか迷って女官長を見ると、『座れ』と目で語っていたので、覚悟を決めて座りました。
「失礼いたします」