竜王様、ごはんの時間です!~グータラOLが転生したら、最強料理人!?~
やだもう! 全員にバレているじゃないですか~~~!
というか、ほかのやつって……。自分の中で、さーっと血の気の引く音が聞こえました。
「りゅ、竜王様! これは私の独断で、ほかのだ~~~れも手伝ってませんよ? おかしなことを言っちゃダメですよ。ほら、誰もいないでしょ?」
よかった。みんな隠れた後で。
私が示した場所はただの暗闇。鬱蒼と茂った木々ばかり。ほら、ここにいるのは私だけでしょ?
両手を広げて丸腰アピールの私を、笑顔なく見ていた竜王様。
でも次の瞬間、ふっと笑うと。
「そうだな。誰もいないな」
乗っかってくれました!
「でしょう?」
「ああ。誰もいない」
「では、このまま私ひとりで作戦を決行しますね」
「手伝わなくて大丈夫か?」
「はい。ですから、竜王様はお部屋に戻ってゆっくりお休みください」
朝にはヴァヴェル兵をまとめて置いておきますから。
というか、ほかのやつって……。自分の中で、さーっと血の気の引く音が聞こえました。
「りゅ、竜王様! これは私の独断で、ほかのだ~~~れも手伝ってませんよ? おかしなことを言っちゃダメですよ。ほら、誰もいないでしょ?」
よかった。みんな隠れた後で。
私が示した場所はただの暗闇。鬱蒼と茂った木々ばかり。ほら、ここにいるのは私だけでしょ?
両手を広げて丸腰アピールの私を、笑顔なく見ていた竜王様。
でも次の瞬間、ふっと笑うと。
「そうだな。誰もいないな」
乗っかってくれました!
「でしょう?」
「ああ。誰もいない」
「では、このまま私ひとりで作戦を決行しますね」
「手伝わなくて大丈夫か?」
「はい。ですから、竜王様はお部屋に戻ってゆっくりお休みください」
朝にはヴァヴェル兵をまとめて置いておきますから。