竜王様、ごはんの時間です!~グータラOLが転生したら、最強料理人!?~
 得意なことなので、早速実行してみることにしました。
「いいけど、どうする気だい?」
「ちょっとした賄いを作ろうと思いまして」
「マカナイ? なんだいそれは?」
「まあ、お任せあれ!」
 ああ、ここにも『賄い』という言葉はないのですね。もう説明するのも飽きたし、実際作ってみる方が早いでしょう。怪訝な顔をするモーブさんですが、食べられるものを作りますから安心してください!
 夕飯時の慌ただしさが過ぎると、居酒屋タイムまで少し時間の余裕が生まれます。だからといってゆっくり座って賄いを食べる時間はないので、ここはすぐに食べられるサンドイッチとかが喜ばれると思います。おにぎり的なものもアリかな。
「薄くスライスしたパンに、ニンニクマヨを塗って、腸詰をのせて、チーズをのせて」
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