竜王様、ごはんの時間です!~グータラOLが転生したら、最強料理人!?~
早速いただいた海藻を使いやすい大きさに切って干す準備をしていると、モーブさんがやってきました。
「なにをやってるんだい?」
手もとを覗き込んで不思議そうにしています。
「海藻の日干しを作ろうと思って、準備しているんです。商人さんに、売り物にならない傷物の海藻をいただいたので。これを干して乾燥させたものから、おいしいスープが作れるんですよ」
もちろん無料で、というのも付け加えておきます。
「そうなの?」
「ええ。お城にいた時にも好評だったんですよ」
「あ~、そんなこと、姉さんが言ってたような……?」
「まあ、物は試しです。きっとおにぎりに合うスープを作ってみせますから」
「そうかい。楽しみにしているよ」
「裏庭の、日あたりのいいところお借りしますね」
「なにをやってるんだい?」
手もとを覗き込んで不思議そうにしています。
「海藻の日干しを作ろうと思って、準備しているんです。商人さんに、売り物にならない傷物の海藻をいただいたので。これを干して乾燥させたものから、おいしいスープが作れるんですよ」
もちろん無料で、というのも付け加えておきます。
「そうなの?」
「ええ。お城にいた時にも好評だったんですよ」
「あ~、そんなこと、姉さんが言ってたような……?」
「まあ、物は試しです。きっとおにぎりに合うスープを作ってみせますから」
「そうかい。楽しみにしているよ」
「裏庭の、日あたりのいいところお借りしますね」