竜王様、ごはんの時間です!~グータラOLが転生したら、最強料理人!?~
イケメンの姿が見えなくなって、ようやく息ができました。危うく窒息死するところでした。バーガンディーさんもイケメンだったけど、なんかもう、さっきの人は別格の美しさでした。あんなイケメンがお城にいるなんて。
「竜王城、怖いところ!」
さっさと厨房に戻りましょ。
落とした根菜を拾い集めて厨房に持っていけば、もうそこは戦場でした。
「さっきめっちゃイケメンいました!」
興奮冷めやらないまま厨房に戻ったけど、どのメイドさんにも相手にされず。
「へぇ、そう。はい、サラダできた!」
軽くスルーされました。というか、イケメンの登場に浮わついている場合じゃないですね。一刻も早く食事の支度をし、おいしいうちに竜王様のもとに運ばなくてはなりません。空気読め、私。
「サラダ受け取りました!」
「では盛りつけます」
「できたらすぐにお持ちする!」
「はい!」
「竜王城、怖いところ!」
さっさと厨房に戻りましょ。
落とした根菜を拾い集めて厨房に持っていけば、もうそこは戦場でした。
「さっきめっちゃイケメンいました!」
興奮冷めやらないまま厨房に戻ったけど、どのメイドさんにも相手にされず。
「へぇ、そう。はい、サラダできた!」
軽くスルーされました。というか、イケメンの登場に浮わついている場合じゃないですね。一刻も早く食事の支度をし、おいしいうちに竜王様のもとに運ばなくてはなりません。空気読め、私。
「サラダ受け取りました!」
「では盛りつけます」
「できたらすぐにお持ちする!」
「はい!」