竜王様、ごはんの時間です!~グータラOLが転生したら、最強料理人!?~
懐かしい香りとともに、ちょっと鼻の奥がツンとするのは気のせいと思いたい。ちょっと前まであたり前に嗅いでいた匂いなんだけど、今はもはや懐かしくさえ感じます。
感傷に浸っている間にも出汁は沸騰し、野菜がいい感じに煮えたので、火を止め、トープさんに分けてもらったお味噌を溶かしました。
「もうこれ完全に、ジャパニーズミソスープだよ~」
残り野菜のお味噌汁。白ご飯つけたいところだけど、今日は我慢。
私用にとメイドさんが用意してくれた木のおわん(これだと割れないでしょ、って)に、できたてのお味噌汁を注いでいると、調理していたはずのトープさんがいつの間にか隣に来ていました。
「いい匂いだね。それはなんだい?」
鼻をクンクンさせています。出汁の匂いが気になったのかな。
「今日のセルフ賄いの、お味噌汁です」
「オミソシル?」
「はい! ジャパニーズミソスープ、オケ?」
「聞いたことないね」
感傷に浸っている間にも出汁は沸騰し、野菜がいい感じに煮えたので、火を止め、トープさんに分けてもらったお味噌を溶かしました。
「もうこれ完全に、ジャパニーズミソスープだよ~」
残り野菜のお味噌汁。白ご飯つけたいところだけど、今日は我慢。
私用にとメイドさんが用意してくれた木のおわん(これだと割れないでしょ、って)に、できたてのお味噌汁を注いでいると、調理していたはずのトープさんがいつの間にか隣に来ていました。
「いい匂いだね。それはなんだい?」
鼻をクンクンさせています。出汁の匂いが気になったのかな。
「今日のセルフ賄いの、お味噌汁です」
「オミソシル?」
「はい! ジャパニーズミソスープ、オケ?」
「聞いたことないね」