隣の席で青春くん
「っちょー」
驚いて顔を逸らそうとすると、後頭部を手で掴まれ引き寄せられる。
「っんん…」
逃げれないキスに戸惑いながらも、息が苦しくて口を開いてしまう。
その隙に熱いものが口内に侵入してきて、ビクッと身体が強ばる。
「んっ、ふ…」
何かを誤魔化すかのような激しいキスについていけず、柚月の胸を押し返す手も掴まれて抵抗できない。
「…力、抜いて」
キスの合間に、耳元で囁かれた言葉にハッと我に返る。
「ちょ、やめて…!離して…!」
「離さない」
「ひゃっ…!!」
シャツの中に手が入ってきて、冷たい手が余計にビクリと身体を反応させる。
そのまま撫でるように上にあがってくる手が、スルリとブラのホックを外した。
「な、何してっ…ん」
触ってくる間もキスは止まらず、身体を横に逸らしても無意味。
「…声、可愛い」
「っ!」
ボッと火がつくほど顔が熱くなるのが分かる。