世界No.1の総長と一輪のはにゃ



コンビニの袋から買ったプリンをだして、フタをペリっとはがす。
ついていたスプーンも袋からだして、一口分プリンをすくうと口を開ける花莉。



その口の中に運ぶと、
ぱああっと美味しそうな表情をして口をもぐもぐと動かす。



…猫の花莉も可愛すぎじゃね?
しかもプリンが好きみてぇだし……やっぱ花莉は花莉なんだな。




「にゃーん」




ごくん、と飲み込んでから再び口を開ける花莉にどんどんプリンを食べさせた。










全部食べ終わったら、花莉は満足そうににこにこと笑ってすごくご機嫌。



その姿が可愛くて、猫耳が生えた頭に手を伸ばして、優しく撫でてあげた。



さらさらの髪の毛
ふわふわの猫耳
少しだけ揺れる尻尾



…つーか、この尻尾……
どこから生えてんだ?




ふと不思議に思ったこと。
でも、このしっぽの位置からしてお尻あたりから生えているのは確実。




気にはなったけど花莉に悪いという気持ちの方が勝ってしまい、尻尾は少し触れるくらいにしておいた。



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