最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
なのに、やっぱりまた……一花が私の邪魔をする。


たいして可愛くもないのに、何様のつもり?


茅野君まで一花が好きだなんて、マジでムカつく。


「ねえ、だったら今度、飲みに行こうよ。茅野君と一花と私の3人で。私がセッティングしてあげる。2人なら無理でも、私がいたら大丈夫じゃない?」


そうよ……


茅野君と一花を無理やりでもくっ付けたら、総支配人と離れるかも知れない。


何か良いアイデアを考えなきゃ。


「島田さん、本当に? いいんですか?」


「任せて。一花は、きっと、好きな人なんていないよ。そういう風に言って、何となくやり過ごそうとしてるだけだよ。もしかして、照れてるだけかも知れないし。だから、ちゃんと押しな。諦めちゃダメだよ。とりあえず、一花と連絡取るから。2人が上手くいくように、私、断然応援しちゃう」


「あ、ありがとうございます!」
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