最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
「そんな……」


「一花さん。僕、一花さんにフラレたのに、まだずっとあなたのこと想ってます。好きで好きで仕方なくて、朝から晩までずっと一花さんのことを想ってるんです。気持ち悪いって嫌われるかも知れません。でも……どうやったらあなたを忘れられるのか、全然わからないんです」


その言葉に胸が締め付けられた。


すごく切なくて、茅野君の想いが私の心に深く突き刺さった。


きっと、私も同じだ……


もし絢斗に告白してフラレたら、どうやって心の中から絢斗を消せばいいのか、全然わからないだろうから。


茅野君は、そこまで私を想ってくれてるんだ……


本当はね、すごく嬉しいだよ。


こんな優しくて素敵な人に、ここまで好きでいてもらえて、私はものすごく幸せ。


だけど、ごめん……私には絢斗しか見えない。


絢斗のことが、大好きなんだ。
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