最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
かなり大きなホテルで、東京より少し宮殿チックに建てられているのが魅力的だ。


ホテルの中に入って、私はまた驚いた。


ロビーには豪華な装飾品がたくさん飾られているし、絵画も日本より多い。


さすが芸術の国だけある。


かなりリッチな気分を味わい、目の保養をしてから、私達はフロントでチェックインを済ませた。


絢斗は、誰とでも流暢なフランス語で会話しててすごいなと思った。


いつだって本当にカッコいい。


眩し過ぎるよ……


私が話せるのは英語と中国語だけだから、今となってはフランス語を習えば良かったと後悔してる。


だけど、絢斗は、わざわざ私にもわかるように通訳してくれて、何とか会話に入ることができた。


まだ緊張は解けないけど、これからホテルを見せてもらえることがすごく楽しみだった。


荷物を部屋に運んでもらって、私達はそのまま副総支配人と一緒にホテル内を見て回ることになった。
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