最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
家賃はいくらなのか知らないけど、全て絢斗が払ってくれるから申し訳ない気持ちになる。


絢斗からの誘いとはいえ、ここまで甘えていいのかな?


だからと言って、とても私に払える金額ではないんだろうけど。


何だか、ここにいるとお姫様にでもなった気分だ。


その時、ふと、部屋にある大きな鏡に写る自分が目に入った。


残念ながら、私の見た目は……


お姫様には程遠かった。


どうして絢斗はこんな私に……?


結局、ずっとそれを悩んでる。


思案したところで答えは出ないのに、つい考えてしまって。


「ふぅ……」


私は、ひとり、小さなため息をついた。


夜まではまだ時間があるな……


私は、ダンボールから洋服や生活必需品を出して部屋を片付け始めた。


荷物はそんなに多くなかったから、数時間である程度終わったけど、少し疲れが溜まってたせいか、ふかふかのベッドに横たわって眠ってしまった。


30分くらい経ったのかな?


私は夢から醒めて、びっくりしてベッドから飛び起きた。
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