蒼月

そんな事を考えているうちにもチラチラとこちらを見てくる視線に誓都はイライラしてきた。

『だれ、あの女。』

『めっちゃ美少女じゃねぇ!?』

なんて不躾な声まで聞こえてきてイライラしないわけがない。

取り敢えず理事長室に行こうと漸く校門をくぐったのだった。
< 14 / 28 >

この作品をシェア

pagetop