こんな溺愛、きいてない!
遥先輩の言葉を聞いて、
ゆっくりと視線を私に動かした
セクシージャージの先輩に
全身を舐め回すように
見つめられて、ゾゾっと背筋が凍る。
すると、妖艶に微笑みながら
その先輩がじりじりと遥先輩に
近づいていく。
「……あー、まあ、
私がこんなこと言うのも
あれだけどお、
遥くん、
一緒にいるお友達は、
選んだ方がいいよお?」
上目遣いで遥先輩を見つめながら、
くねくねと体をよじらせている
その先輩を、
呆然と見つめる。
こ、このひと、きょ、強烈だ!
真っ赤な唇に人差し指を当てて、
遥先輩をじっとりと
見つめている。
「せっかくの遥くんの品格を
下げるようなー、ダサい、あ、いや
地味なひととはー、
一緒にいないほうがー、
いいっていうかあ。
遥くんが、
物好きな変わり者って
思われちゃうのは、
いつもでも、どこでも
遥くんのことを応援している
私としても〜、
とっても辛いっていうかあ」
こ、このひとは、
なにが言いたいんだろう……?
「そっか、じゃ、
俺はもの好きの変わり者でいいや。
で、俺からのお願い。
もう俺のこと、
ベタベタ触ってくんなよ?
俺の可愛い『地味な』カノジョに
嫌な思い、させたくないから」
「「か、彼女?」」
ゆっくりと視線を私に動かした
セクシージャージの先輩に
全身を舐め回すように
見つめられて、ゾゾっと背筋が凍る。
すると、妖艶に微笑みながら
その先輩がじりじりと遥先輩に
近づいていく。
「……あー、まあ、
私がこんなこと言うのも
あれだけどお、
遥くん、
一緒にいるお友達は、
選んだ方がいいよお?」
上目遣いで遥先輩を見つめながら、
くねくねと体をよじらせている
その先輩を、
呆然と見つめる。
こ、このひと、きょ、強烈だ!
真っ赤な唇に人差し指を当てて、
遥先輩をじっとりと
見つめている。
「せっかくの遥くんの品格を
下げるようなー、ダサい、あ、いや
地味なひととはー、
一緒にいないほうがー、
いいっていうかあ。
遥くんが、
物好きな変わり者って
思われちゃうのは、
いつもでも、どこでも
遥くんのことを応援している
私としても〜、
とっても辛いっていうかあ」
こ、このひとは、
なにが言いたいんだろう……?
「そっか、じゃ、
俺はもの好きの変わり者でいいや。
で、俺からのお願い。
もう俺のこと、
ベタベタ触ってくんなよ?
俺の可愛い『地味な』カノジョに
嫌な思い、させたくないから」
「「か、彼女?」」