2番目

友達



「中本、かんなちゃん?」

「あ、さっきは!絆創膏ありがとうございました」


みんなが騒ぐ中やっぱり輪に入れなかったわたしに、天使が再び舞い降りた。


「ふふ。てか敬語じゃなくていいのに」

「あ、うん」

なんか緊張しちゃうよ。

こんなかわいい子としゃべってるなんて。


「わたし、かんなちゃんと仲良くなりたいなあって・・」

「ええ!わたしと!?」

てか、かんなちゃんって呼んでくれるなんて。

ほんと天使だ。


「うん。だめ、かな?」

「いや!!全然!!むしろ大歓迎です」

「よかったあ」

そういって胸をなでおろす女の子。
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