2番目
玲司side
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「ねえ、玲司、ここいきたい!」
「いいよ。―――が行きたいところなら、どこだっていこう」
「玲司、だいすき!」
「俺も、―――がだいすき」
「玲司、ごめん」
「どう、して?」
「わたし、もう耐えられない」
「俺じゃ、―――を助けられないの?」
「うん。もうバイバイしよ」
「―――!」
楽しかった記憶が、消えていく。
もうあれから3年もたつのに、俺はずっとあの頃から止まったまま。
闇の中をずっとさまよい続けている。