2番目
2番目
玲司side
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「...かんな?」
途中からかんなの様子がおかしいことは気づいていた。
「玲司、今すぐ美玲のところにいって」
「...かんな、どうしたの?美玲のところって、もう美玲がどこにいるかも知らないんだよ」
「違う。遼河美玲のところにいって」
「っ」
「彼女が美玲だから。佐々木美玲」
かんなは俺の動揺なんて気にもせず、そう俺にいう。
「なに、いって...?」
確かに名前は一緒。
でも、苗字も違うし、だいいち顔が違う。