俺…お前が側にいないとダメだ
翌日思わぬ人が来た

それは…上條先輩

「お久しぶりね」

「どうしてここが⁇」

「妊娠したんだって⁇おめでとう」

「どうして⁇」

「俺が教えたからね」

「どう言う事⁇
小林さんと上条先輩は面識があったの⁇」

「そうよ!
全部計画だったのよ!
あの時貴女が永遠と別れていれば
こんな真似しなかったわ」


計画⁇
仕組まれていたの⁇

「小林はね
元々うちの組の者だったの」

「小林さんが元ヤクザ⁇」

「そう…足を洗って真っ当に生きようとおもって…必死に勉強をしたよ
そして今の会社の面接を受けた
社長もわかっていて秘書として雇ってくれた
そして美玲に出会った
その時から美玲が好きだった
だけど君は城之内と付き合い出した
そして婚約
だから麗華さんに相談したんだ
麗華さんの協力をすれば美玲は俺の者に
なるって…美玲が俺の者になるなら
なんだってする」

「そんな…」

「貴女は小林と幸せになって
お腹の子どもと一緒にね
じゃあこれで貴女とも逢うことはないわ」

と上條先輩が出て行こうとした時

バタバタと音がした

部屋に入ってきたのは

「永遠…」

上條先輩も

「永遠…なぜここが⁇」

「そう言う麗華もなぜここにいる⁇
美玲のケータイのGPSでわかったんだ
電源を切られていて…わからなかったけど
電源が入る事を祈って毎日見ていたんだ
そしたら電源が入った
だからすぐに調べてここに来た」

「永遠…」

「美玲!」

と永遠が近づこうとした

「来ないで!」

と大声を出した

「美玲⁇」

「お願い!来ないで」




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