俺…お前が側にいないとダメだ
「話ってなんだ⁇」

「私の友達に手を出さないで下さい
どうしてあんな事するんですか⁇
ターゲットだったら私でしょ⁇」

静かに先輩は近づいてきた

「はあ⁇俺がやった証拠があんのか⁇」

鋭い目で見ている

ここで怯んだらダメだ

「証拠はないですけど…昨日の事から考えたら先輩が指示したんだと推測出来ます」

「じゃあお前をターゲットにすれば
いいんだな⁇」

「はい!友達は関係ありませんから」

「ふ〜ん
じゃあお前俺の女になれ!
女になったら友達には何もしない」

「はあ⁇
ふざけてるんですか⁇
私!先輩みたいな人が大嫌いなんです
それなのに女になれ⁇笑っちゃいますね」

「そうか…女にならないなら
この話は終わりだ!出て行け!」

ドスの効いた声で先輩は言った


私はとりあえず生徒会室を出た

意味わかんない
何が俺の女になれだ
絶対女になんかならない




< 12 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop