俺…お前が側にいないとダメだ
朝いつもの様に電車に乗る
また人が多くなってきた
毎日いつもの匂いの人に守られてる
人が多くなってくる時に私の側に来る
顔を見たいけど…あまりの人に見られない
そして降り時必ず手を繋ぎ電車を出る
でもすぐに離され人の波に消えていく

誰なんだろう

まあわかるのはあの優しい匂い

ん⁇優しい匂い⁇

どこかで⁇

いや〜ない!この匂いは電車の中しかない
いつもの人の匂い
顔がわからないけど…私は毎日どこかで
待っていた
ドキドキもしていた
今私の心の支えは顔のわからない人
あの優しい手の温もり






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