俺…お前が側にいないとダメだ
「それは誰に聞いた⁇」

やっぱり…本当だったんだ…

「そんな事どうでもいいでしょ⁇
電車で庇ってくれたのも…」

もう涙で言葉に詰まる

「そんなでまかせ信じるのか⁇
賭けなんかじゃない!お前の事好きだから
俺の事信じて欲しい」

信じたいよ…
涙で言葉にならない

「美玲…俺はヤクザの息子だ
将来お前が言うように跡を継ぐ
それは変えれない事実だ
危険な事もある
俺といると美玲にも危険が及ぶと思う
だけど…だけど…俺が必ず守るから
俺の側にいてくれ
俺の事だけ信じてついてきてほしい
まだ17歳のガキだけど…本気だ!
こんな俺は嫌か⁇」

「ううん
永遠…信じていい⁇」

「当たり前だ!
誰に何を言われたのか知らないが
俺だけを信じろ!」

「私も永遠の側にいたい」

「美玲…」

永遠の身体に包まれた
温かい永遠の身体
そして優しいキスをしてくれた

私は決めた

永遠だけを信じてついていくと…

永遠に上條先輩の話をした



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