俺…お前が側にいないとダメだ
入学式も終わり教室へ

芽衣とは席が離れてしまった

HRが終わり芽衣と帰る事にした

帰る時下駄箱の所で声がした

「きちんと謝ってもらおうか!」

芽衣に

「何かあったのかな⁇」

と聞いたら

「美玲…関わらない方がいいよ」

「どうして⁇ちょっと見てくる」

声のする方へ向かった

「土下座だよ!
お前わかってんのか⁇
ぶつかってすみませんだけかよ!」

はあ⁇
見ると男子が土下座をしている

「すみませんでした」

と言っている

相手は足で頭を押さえ

「もっと床に頭つけんだよ!」

と言っていた

ひどい!と思って行こうとすると…
芽衣が腕を引っ張って

「美玲…ダメだよ」

「どうして⁇あんな事されてるんだよ」

「今やってる先輩の後ろ
腕を組んで見てる先輩
あの先輩は生徒会長なんだけど…裏番なんだ
あの先輩はヤクザの息子
先生達も何も言えないの
ここからだいぶ寄付金をもらってるからね
生徒達は仕返しが怖いから何も言えないの
いじめのターゲットになったら耐えれなくなってみんな学校を辞めるんだよ
だからターゲットになりたくないの
だから関わらない方がいいの」


「そうなんだ…
でも…そんなの許されない!」

私は勝手に身体が動いていた





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