俺…お前が側にいないとダメだ

部屋に入ると畳のいい香りがした

少し奥に永遠の両親がいた
両親の前には男の人が座っていた

両親の前に近づくと座っていた人が
こちらを向いた

「パパ⁇」

「今日はありがとうございます」

永遠が座って頭を下げて挨拶をした

「どうして⁇パパが⁇」

「びっくりさせて申し訳ない」

と永遠のお父さんが言った

「すみません
ご挨拶もせずに…失礼しました
山下美玲です
よろしくお願いします」

と私も座って頭を下げた
そして顔を上げた時

「君が…君が…」

と切なく私を見ていた

「美玲…すまない
黙っていて…実は永遠くんのお父さんとは
幼馴染なんだ
まあずっと会っていなかったけどな」

とパパは永遠のお父さんを見た

「そうなんだ…」

永遠のお父さんの方が緊張している様に
見えた


永遠のお母さんが

「綺麗な娘さんですね」

とお父さんに微笑みながら言った

「あ〜」

なんか優しい目で見つめられてる