俺…お前が側にいないとダメだ

別荘に戻り夕食を二人で作った

食事をしながら永遠に聞いてみた

「あのね」

「うん⁇」

「私さあ花嫁修行で城之内に入ったよね⁇」

「うん…そうだけど」

「花嫁修行ってやってないんだけど…」

「うん」

「うんじゃなくって！
いつも食事も作ってもらって
学校行って
お母さんとお買い物行って
何が花嫁修行なんだろう⁇」

「それが花嫁修行だよ」

「うん⁇」

「まずは城之内の家に慣れないとな
組の者と仲良くしてんじゃん
食事も手伝ってくれてるって喜んでたぞ
お前が来てからあの家が明るくなった
あいつら凄くお前に感謝してるぞ
ダメ出しもよくされるって言ってたな」

「あ〜つい気になって…
ってかなんで永遠はそんな事知ってるの⁇
私とあまり逢えないのに…」

「あいつらが教えてくれる
嬉しそうに報告してくんだよ
こっちの身になれっつうんだ
嫉妬で狂いそうだ」

「永遠…」

「半分本気で半分嘘
まあこれからもあいつらをよろしくな」

「うん」