俺…お前が側にいないとダメだ
永遠にメールしたけど…返事がない
忙しいんだよね
いつもは一言返事が返ってくるのに

「美玲さん
ちょっと電話してきます」

「はい」

小林さんは席を離れた

私はオレンジジュースを飲みながら
外を見ていた

あまりにも永遠の事を考えていたのか
永遠に似た人が見えた
とっさに店を飛び出して追いかけた

その時隣の店からあの上條先輩が出てきた
上條先輩は永遠の腕に自分の腕を絡ませて
歩き出した

どう言う事⁇
ついて行った

出てきた店を見るとジュエリー店

二人は脇道に入って行った

どこに行くの⁇

脇道を見ると二人が抱き合って
キスをしている⁇

どう言う事⁇

なにがなんだかわからなかった
私はカフェとは反対の道を歩いた

誰かが私を止めた

「美玲さん⁇どこに行くんですか⁇」

振り向くと小林さん
あっ!私小林さんといたのに…

「美玲さん⁇大丈夫ですか⁇」

と涙を拭いてくれた

そして肩を抱かれ車まで連れて行ってくれた
そのまま車に乗った

< 98 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop