【女の事件】とし子の悲劇・最終回~漆黒の火砕流
第1話
10度目のダンナの家とダンナの家族を遺恨の破砕波(おおつなみ)で根こそぎ地獄の海へ流した後、アタシは東京へ逃げた。
由比ヶ浜での事件以降、アタシにお見合いは一件も来なかった。
アタシは、女ひとりで生きて行くことを決意した。
アタシは、高松のデリヘル店にいた時の知人の紹介で鶯谷の熟女デリヘル店に入店して、再出発した。
他にも、吉原のソープ店や西川口のファッションヘルスなど…東京近辺の風俗店を渡り歩いおカネを稼いでいた。
アタシが渋谷のマダムズバーで働いていた時、常連客としてきていた金持ちの家のオンゾウシを好きになって、再婚した。
これで11度目になると想う…
この時、アタシは人生で最高の結婚生活を送っていた。
アタシと11度目のダンナは、高輪台にある小さな借家を借りて新婚生活を始めた。
しかし、2ヶ月後にダンナが浮気をした。
相手は、アタシがかつて勤めていたマダムズバーの別のホステスだった。
『妊娠させてしまった…』とダンナが言うたので、アタシは目の前が真っ暗になった。
加えて、11度目のダンナが勤め先の職場の帳簿に大穴を開けて、行方不明になった。
ダンナに裏切られて置き去りにされたアタシは、この先どうすればよいのか分からなくなった。
その日の夜、アタシはひとりぼっちで公園のブランコに乗って考え事をしていた。
その時、派手なシャツを着たガラの悪い男3人がニヤニヤとした表情でアタシの前にやって来た。
「ねーちゃん、ひとり?カレいないの?」
「よかったらオレたちと一緒に遊びに行かない?」
怖くなったアタシは、その場から逃げ出した。
「ねーちゃん、待ってよ…どうしたのだよ?」
アタシは、逃げる途中で転倒した。
3人の男たちは、転倒したアタシの身体を押さえつけた後、アタシが着ていたグレーのカーディガンを思い切り破った。
「何をするのよ!?やめて!!」
(ビリビリビリ!!)
男たちはカーディガンを破いた後、白のブラウスとベージュのインナーを破って、下に着けていた白のブラジャーを思い切りちぎった。
脚を押さえつけてる男は、アタシが着ているクリーム色のスカートをくしゃくしゃにした後、スカートの中に無理やり手首を入れて、白のショーツを脱がした。
そして、男たちは代わる代わるにアタシを犯した。
「イヤ!!やめて!!やめて!!ギャー!!」
アタシは『ギャー!!』と叫びながら目ざめた。
ところ変わって、12度目のダンナの家にて…
白のブラウス1枚の姿でねていたアタシは、12度目のダンナと一緒に眠っているベッドにいた。
どうしてなの…
またアタシは…
思い出したくない夢を…
見たのね…
「とし子、とし子どうした?」
この時、12度目のダンナがアタシに声をかけた。
「あなた…あなた…」
怖くなったアタシは、ダンナに抱きついた。
「とし子…」
「あなた…怖いの…助けて…あなた…」
「大丈夫か?」
「あなた…抱いて…抱いて…」
12度目のダンナはアタシを寝かせたあと、白のブラウスのボタンを外しながら『とし子…待ってくれ…安心させてあげるから…』と悲しげな声で言うた。
ダンナも、パジャマを脱いではだかになった。
「とし子…ぼくだよ…ぼくのにおいをつけてあげるよ…とし子…とし子…とし子…」
「あなた…あなた…」
ダンナは、白のレギュラーショーツ1枚の姿のアタシを無我夢中で抱いた。
「とし子、とし子、とし子…」
「ああ、ああ、ああ、ああ、ああ…」
アタシが受けた過去の傷は乳房(むね)の奥に根深く残っていた。
ダンナに抱かれても、気持ちが満たされない…
アタシは…
生きて行くのことにとぼしいので…
どうすることもできない…
由比ヶ浜での事件以降、アタシにお見合いは一件も来なかった。
アタシは、女ひとりで生きて行くことを決意した。
アタシは、高松のデリヘル店にいた時の知人の紹介で鶯谷の熟女デリヘル店に入店して、再出発した。
他にも、吉原のソープ店や西川口のファッションヘルスなど…東京近辺の風俗店を渡り歩いおカネを稼いでいた。
アタシが渋谷のマダムズバーで働いていた時、常連客としてきていた金持ちの家のオンゾウシを好きになって、再婚した。
これで11度目になると想う…
この時、アタシは人生で最高の結婚生活を送っていた。
アタシと11度目のダンナは、高輪台にある小さな借家を借りて新婚生活を始めた。
しかし、2ヶ月後にダンナが浮気をした。
相手は、アタシがかつて勤めていたマダムズバーの別のホステスだった。
『妊娠させてしまった…』とダンナが言うたので、アタシは目の前が真っ暗になった。
加えて、11度目のダンナが勤め先の職場の帳簿に大穴を開けて、行方不明になった。
ダンナに裏切られて置き去りにされたアタシは、この先どうすればよいのか分からなくなった。
その日の夜、アタシはひとりぼっちで公園のブランコに乗って考え事をしていた。
その時、派手なシャツを着たガラの悪い男3人がニヤニヤとした表情でアタシの前にやって来た。
「ねーちゃん、ひとり?カレいないの?」
「よかったらオレたちと一緒に遊びに行かない?」
怖くなったアタシは、その場から逃げ出した。
「ねーちゃん、待ってよ…どうしたのだよ?」
アタシは、逃げる途中で転倒した。
3人の男たちは、転倒したアタシの身体を押さえつけた後、アタシが着ていたグレーのカーディガンを思い切り破った。
「何をするのよ!?やめて!!」
(ビリビリビリ!!)
男たちはカーディガンを破いた後、白のブラウスとベージュのインナーを破って、下に着けていた白のブラジャーを思い切りちぎった。
脚を押さえつけてる男は、アタシが着ているクリーム色のスカートをくしゃくしゃにした後、スカートの中に無理やり手首を入れて、白のショーツを脱がした。
そして、男たちは代わる代わるにアタシを犯した。
「イヤ!!やめて!!やめて!!ギャー!!」
アタシは『ギャー!!』と叫びながら目ざめた。
ところ変わって、12度目のダンナの家にて…
白のブラウス1枚の姿でねていたアタシは、12度目のダンナと一緒に眠っているベッドにいた。
どうしてなの…
またアタシは…
思い出したくない夢を…
見たのね…
「とし子、とし子どうした?」
この時、12度目のダンナがアタシに声をかけた。
「あなた…あなた…」
怖くなったアタシは、ダンナに抱きついた。
「とし子…」
「あなた…怖いの…助けて…あなた…」
「大丈夫か?」
「あなた…抱いて…抱いて…」
12度目のダンナはアタシを寝かせたあと、白のブラウスのボタンを外しながら『とし子…待ってくれ…安心させてあげるから…』と悲しげな声で言うた。
ダンナも、パジャマを脱いではだかになった。
「とし子…ぼくだよ…ぼくのにおいをつけてあげるよ…とし子…とし子…とし子…」
「あなた…あなた…」
ダンナは、白のレギュラーショーツ1枚の姿のアタシを無我夢中で抱いた。
「とし子、とし子、とし子…」
「ああ、ああ、ああ、ああ、ああ…」
アタシが受けた過去の傷は乳房(むね)の奥に根深く残っていた。
ダンナに抱かれても、気持ちが満たされない…
アタシは…
生きて行くのことにとぼしいので…
どうすることもできない…
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