医者の彼女
ー翌日ー

みさき「それ絶対別れるやつじゃん‼︎」

友里「だよね!まちがいないよー」

花凛「付き合って1か月近く経つのに
会ってないってマジやばいから‼︎」

「…だよね。」

みさき「バイト大事なのは分かるけどさ、
そういうのちゃんとしないと。
相手が社会人なら尚更だよ」

「…そう…だよね」

友里「連絡しなよー!なんなら今から病院いく?」

「行かない行かない!なんて言って行くのよ…」

みさき「まぁ、病院に行くのは現実的じゃ
ないとしても、連絡はしたほうがいい。」

「…何て連絡するの…?」

みさき「うーん、じゃちょっと携帯貸して。」

携帯を貸すとしばらくして返ってきた。

みさき「送っといたから、とりあえず連絡待ちね♪」

「…えっ⁉︎送ったの⁇
文章考えてくれるだけじゃなかったの?」

みさき「どうせ、自分ですると送らないでしょ」

まぁ…否定はできないけど。
なんて送ったか確認する。

"亜妃です。今日仕事終わったら逢えますか?"

「えっ⁉︎今日⁇」

みさき「当たり前でしょ、亜妃バイト
休みなんでしょ?善は急げっていうし。」

「そうだけど、そんな急に…向こうだって仕事…」

みさき「仕事なら仕方ないけど、だめならダメで
他の日提示したり何かしらあるでしょ」

「…なかったら?」

みさき「見込みなし。もう終わりだね」

…そんなバッサリ言わなくても。

友里「ま、とにかく‼︎返事が来ないことには
どうしようもないから。返事待とう‼︎」

でも学校が終わる時間になっても返事はこなかった。
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